〈もう悩まない〉肌荒れからあなたを救うやさしい布ナプキン

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布ナプキンってどんなもの?

布ナプキンとは、「洗って繰り返し使える、布でできたナプキン」のことです。
そんなものが存在するの!?と驚く方も多いかもしれません。

使い心地はふわふわであたたか。初めて使った時、とっても感動したのを覚えています。
繰り返し使えるという点もとても魅力的でした。

布ナプキンは、生理だけでなく妊娠・出産後の尿漏れにもぴったりのアイテムです。

使い捨てナプキンと布ナプキン、何が違うの?

使い捨てできるいつものナプキンと、繰り返し使える布ナプキン。
どちらか一方だけ使うというよりは、その時の環境や状況に合わせて選んで使うのがおすすめ。

ここでは、それぞれの違いをご紹介します。

使い捨てナプキン

・材料は石油原料のポリエチレンやポリエステル

・使い終わったらすぐに捨てることができ、月に約25枚ほど消費する

・肌面はサラサラしているが、裏面に触れるとチクチク感じることがある

・吸収体の高吸水性高分子(ポリマー)が血液凝固作用を持つため、「薄いのに漏れない」を実現

・裏面のビニールにより防水性は高いが、通気性が悪くムレやニオイが発生しやすい

布ナプキン

・材料はコットンリネンなどの天然素材でできた布

・使用後に洗濯することで繰り返し数年使うことができる

・肌面は下着と同じような触り心地で心地よい

・吸収力の高い生地を重ねて吸収体にしているので厚みが出る

・防水布の入った布ナプキンなら、使い捨てナプキン同様漏れる心配はない

布ナプキンをおすすめする5つの理由

上記のメリットデメリットを踏まえた上で、布ナプキンをおすすめする5つの理由をご説明します。

① 肌にやさしく肌荒れしづらい

② 体を冷やさない

③ 気になるニオイが激減する

④ 長期間使えてコスパが良い

⑤ 好みの柄を選べて生理の日を楽しめるようになる

① 肌にやさしく肌荒れしづらい

通気性が良いのでムレにくいため、 肌荒れやかゆみがかなり改善されます。
私自身、生理の時はデリケートゾーンのかゆみに悩まされましたが、布ナプキンに変えてからは嘘のように気にならなくなりました。
布ナプキンは肌に触れる部分の生地を選べるので、大切なお肌を守ることができます。
一度でもデリケートゾーンの肌荒れに悩んだ経験があれば、布ナプキンを試す価値がありますよ☺︎

② 体を冷やさない

使い捨てナプキンに使われている高吸水性高分子(ポリマー)。
血液を吸収すると吸熱効果を発揮するため、体を冷やすことに繋がります。
一方、布ナプキンは吸収力を出すため布をいくつも重ねて作っており、肌触りが良くふわっとしているため体を温める効果もあります。
薄手タイプの布ナプキン〈布ライナー(おりものシート)〉もあるので、生理中はもちろん、普段から生活に取り入れるのがおすすめ!

③ 気になるニオイが激減する

生理時は、女性ホルモンである「プロゲステロン」の活性化が汗や皮脂の分泌量を増やし雑菌が繁殖しやすくなります。さらに、時間が経つとともに経血が酸化することでも雑菌が増殖し、これが嫌なニオイの原因になっているそう。
布ナプキンは通気性が良いので、ムレにくいのがポイント。
布ナプキンを使い始めてからニオイが気になることも減りましたよ♪

④ 一度購入すれば長く使えてコスパが良い

使い捨てナプキンのメリットは高分子吸収体(ポリマー)による吸収力の高さです。しかし長時間使用できる安心感のため交換回数が減り、雑菌の繁殖=ニオイに繋がります。
かといって頻繁に交換するとコストが気になりますよね。
布ナプキンは使い捨てナプキンの吸収力には劣りますが、何回交換してもコスト面でのストレスはありません。初期費用はかかっても、数年使えるのでコスパがいいのです。
そして年間を通してかなりゴミの量を減らすことができます。

⑤ 好みの柄を選べて生理の日を楽しめるようになる

布ナプキンは自分の好きなデザインや生地を選ぶことができます。
ファッションの一部として、日常に馴染むシンプルなものや、大人柄のデザインを選んでみたり、
体調に合わせてふわふわのフランネル生地やサラッとしたガーゼ生地を選んでみたり。
その日の気分で選べば、生理の憂鬱な気分も吹き飛ばしてくれます☺︎
コレクションを増やすのは楽しいですよ〜!

布ナプキンの種類

布ナプキンには大きく分けて2種類あります。

ホルダーと吸収帯タイプ

ハンカチタイプの吸収帯をホルダーに乗せて使い、汚れたら吸収帯のみを交換します。
洗濯量は少ないというメリットがある一方、トイレに行った際に吸収帯がずり落ちて便器に落ちてしまうことも…。(経験談です 笑)

ホルダー自体は、生理以外の日には布ライナーとして使えます。

一体型タイプ

使い捨てナプキンの羽つきと同じように使える一体型。
下着に乗せてスナップボタンで留めて使います。ホルダーと吸収帯が一緒になっているので、厚みがあり乾くのに時間がかかる場合もありますが、トイレに入った時にずり落ちずストレスなく使用できるのがポイント!

私の布ナプキン使用経験から、EMYS‘〈エミス〉では主にこの一体型タイプに絞って製作販売しています。

おすすめの布ナプキン

ふんわり8層 防水布ナプキン
人気のFresh lemons
ふんわり防水布ライナー
オーガニック両面布ライナー
ふんわり布ライナー EMYS‘ Dot flowers

肌面に使う生地はオーガニックにこだわっています。
シンプルな柄から大人柄まで、常に新作が出ているので選ぶのも楽しいですよ!

布ナプキンの洗い方

「セスキ炭酸ソーダ」というアルカリ剤を溶かした水に数時間浸けてから洗濯機で洗います。

  1. バケツなどの深さがある容器に血液で汚れた布ナプキンを入れます。
  2. 血液が付いている面に直接セスキ炭酸ソーダ粉末をふりかけ、布ナプキンが少し浸かるくらいの水を容器に入れます。
  3. 布ナプキンの汚れている面が容器の底に向かうようにひっくり返します。
  4. 半日ほどで汚れが落ちます。
    その後は布ナプキン内に溜まっている水分を絞って汚れを落とし、きれいな水ですすぎます。
    お風呂に入るときに一気にまとめてすすぐのが効率的です。
  5. 洗濯機で普通に洗います。乾燥機はなるべく避けて乾燥させます。

セスキ炭酸ソーダは、皮脂で汚れた襟元の黄ばみや、血液などのタンパク質汚れに利用できるアルカリ剤です。キッチンでの油汚れにも効果的!
スプレーボトルにセスキ炭酸ソーダと水を入れ溶かし「セスキ水」を作っておくと日頃のお掃除に使え便利です。 100円ショップやネットで安く購入できます。

布ナプキンは肌荒れからあなたを救う

個人差はありますが、1日に使う布ナプキンの枚数はおよそ5枚ほど。

10枚ほど持っておくと安心ですが、初期投資がかかってしまって大変ですよね!
それなら一気に揃えずに、毎月少しずつ集めていくのがおすすめ。

洗濯も簡単とはいえ、やはり使い捨てと比べると手間がかかってしまいます。
家にいる間は布ナプキン、外出する時は使い捨てナプキン、と使い分けるのが長く使い続けていくためのポイントですよ〜!

使ってみようか悩んでいる方は、まず布ライナーから始めてみてください☺︎
きっと数日でお肌の変化に気がつくはずです。

自分に合ったものを見つけるためにも、ぜひいろんなブランドの布ナプキンをを試してみてくださいね!

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