こんにちは!EMYS‘です。
私は2020年4月に、今までの生活を一気に変えてヴィーガン生活を開始しました。といっても、相変わらず魚介類は食べていました。
完璧なヴィーガンは目指さず、できるところから始め、徐々にヴィーガンになるという計画を練っていました。
しかし、2021年夏に体調を崩したことがきっかけでこれまでの食生活を見直すことに。
結果ヴィーガン生活は諦め、ベジタリアン生活を始めることに。
この記事では、
- ヴィーガン生活にチャレンジしたきっかけ
- これからの生活について夫との話し合い
- ヴィーガン生活で感じたメリットデメリット
- ヴィーガン生活による体調の変化
- ベジタリアン生活にシフトした理由
- これからの生活
について、私の経験を通して感じたことを書いています。
ヴィーガンやベジタリアン生活に興味のある方におすすめの記事です。
※私の主観を素直に語っている記事です。少しセンシティブな内容でもあるかもしれません。
こんな考え方もあるんだな、私ならどうしようかな、と考えるきっかけにしてもらえればと思います。
ヴィーガン生活にチャレンジしたきっかけ
私がヴィーガン生活にチャレンジしようと思ったきっかけは、以下の3つです。
- スーパーのチラシに感じた違和感
- 動物園や水族館で感じた不快感
- 大豆ミートという食品の存在に感じたワクワク感
それでは具体的に紹介していきます。
スーパーのチラシに感じた違和感
私は子供の頃から、当たり前のように肉や乳製品を食べて生きてきました。基本的に毎食、肉の入った料理を食べるのは普通だったし、特に何も考えずに生活をしていました。
ただ、肉が何からできているのかということがわかり始めた小学生の時から、新聞と一緒に入っているスーパーの広告チラシに違和感と小さな怒りを感じていたことを今でも覚えています。
嬉しそうな豚のイラストが、
「僕おいしいよ!たくさん食べてね!』
と言っているのを見て、こんなの本当に思っているはずがない!
とイライラしていました。
でも、スーパーで肉を買ったり家でそれを料理して食べるということは普通に受け入れていました。
動物園や水族館で感じた不快感
休日のお出かけやデートの定番でもある動物園・水族館。
私も雰囲気が好きでたまに行っていましたが、毎回感じる不快感。
「こんなに狭い場所に入れられてかわいそう・・・」
明らかに体のサイズに合っていない檻に入れられ、何度も同じ場所を行ったり来たりしている動物たち。
「これが自分だったら耐えられないな・・・」
帰る頃にはいつもそんな気持ちになっていました。
大豆ミートという食品の存在に感じたワクワク感
ある時、いつものようにインスタで暇つぶししていると、ある女性芸能人の投稿に目が止まりました。
その方は実はヴィーガンだけれども、周りにめんどくさがられるから公言していなかったそう。そしてヴィーガンでも大豆ミートもあるし食べるものには困らないよ。というような内容を書いていました。
その投稿がきっかけで、〈大豆ミート〉という存在を知りました。
すぐに大豆ミートについて調べまくり、
「これだ!これがあれば肉を食べなくて大丈夫かもしれない!」
とすごくワクワクしたのを覚えています。
すぐにヴィーガン・ベジタリアン食品を売っているオンラインショップを見つけ、そして驚いたのは、すごく種類が豊富だということ!大豆ミートってすごい!!と感動しました。
一通り注文をし、そこから私のヴィーガン生活へのチャレンジが始まりました。
これからの生活について夫との話し合い
大きな食生活の変化も、一人暮らしであれば特に問題なく始められると思います。しかしそういう人ばかりではないですよね。
私の場合、結婚しているので夫との話し合いが必要でした。
その日の夜。
私ヴィーガンになる!
え、なんで?(苦笑)
(一体なんの影響を受けたんだろう…。俺肉好きだし食べられなくなるの嫌だな。)
理由は?
動物がかわいそうだからだよ。見て!!
ネットで見つけた屠殺映像を泣きながら見せる。
夫、とりあえず映像を全部見る。
確かにかわいそうだけど、育て方、殺し方に関しては企業のせいだと思う。
だから全ての畜産が悪いと思わないんだよね。
文化と経済が出来上がってるからそこは非難できないと思う。
ただ、確かに無駄に動物が殺されるのはかわいそうだと思うし、環境への悪影響があるのも知ってる。だからヴィーガンの考えも多少は理解できる。
ここで問題なのは、自分たちがヴィーガンの食生活をするにあたり、栄養素とコストと料理の簡単さの3つがうちの生活に合うかどうか。まあそれを知るためにも、そういう文化の国に来たんだと思って始めてもいいよ。
こんな会話の後、結構あっさり協力をしてくれることになりました。
なんて協力的!(笑)
そこで二人で作ったルールがこれ。
- きちんと栄養を考えた野菜中心の美味しい料理を作る
- 魚介類は当分食べて良い、でも量は減らしていく
- 既に冷蔵庫にある肉と動物性調味料はきちんと消費し無駄にしない
- 動物性食品を追加で購入しない
- 家族や友人に肉を食べないことを強要しない
- 出された料理に入っている肉は食べる、残さないようにする
何よりも大事なのは、この食生活を続けていくこと。
でも急にガラッと生活を変えると挫けてしまう可能性があるのでとりあえずできるところから始める、という意気込みで始めました。
ヴィーガン生活チャレンジで感じたメリットデメリット
この新しい食生活を通して私が感じたメリットデメリットについて、
3つずつ紹介します。
メリット
・肉を食べることで感じていた違和感や罪悪感が一気に減り、自分の生活に自信が持てた
・新しい食材に出会い料理が楽しくなり、料理後の片付けもかなり楽になった
・新しい人生が始まったようなワクワクした気持ちがあり、毎日の生活にハリが生まれた
新しいことを始める時ってワクワクしますよね!
「今日は何を作ろうかな。」「この調味料も動物性を使わないで自分で作ってみよう!」
など、挑戦する気持ちが湧いてきて、本当に毎日楽しかったのを覚えています。
また、いつも肉を食べる時によぎる動物への罪悪感が消え、気持ちが楽になりました。
そして一番嬉しかったのは、肉を切った後のまな板を洗う手間が減ったこと!私は潔癖症なところもあるので、毎回ぬるぬるするのが嫌で仕方なかったのです。料理のストレスがなくなりました。
デメリット
・大豆ミートなどヴィーガン食品がスーパーなどで簡単に買えない(最近は買えるところも増えています)
・外食する時に選択肢がとても少ない
・肉を食べている人に対して嫌悪感を持ち始めた(過去の自分や、今でも魚介類を食べている自分に対しても)
オンラインショップで食材を買えるにしても、やはりもっと気軽に買えたら便利なのに。といつも思っていました。
オーガニック系のスーパーに行けば少しは売っていますが、コスパも良くないし買いたいと思える商品がなく残念な気持ちに。
また、友人と外食に行く時に選択肢があまりにも少ないのが、私の出不精に磨きをかけました。(その代わり友人を自宅に招き、ヴィーガン料理を振る舞ったりするのは楽しかったです☺︎)
そして一番のデメリットは、他の人が肉を普通に食べていることに関して嫌悪感を持ち始めたことです。
なんでみんな動物がかわいそうって思わないんだろう。自分が逆だったら嫌だろうなという想像はできないのか。
などと毎日考えてしまっていました。
自分に関しても、肉はダメで魚はいいっていうのはやっぱりおかしい。矛盾してる!
でも魚はやめられない…というジレンマにいつも苛まれていました。
ここから人間の存在を否定する=自分が生きている意味まで考え始めるという苦しみを感じ始めることになりました。
長くなってしまったので今回はここまで。
次回は、
- ヴィーガン生活による体調の変化
- ヴィーガン生活をやめた理由
- ベジタリアン生活にシフト
- これからの生活
の4つについて書いていきます。
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